あらの(一人)麻雀研究所

和了点の分析2

和了点分布グラフ(累積)

和了点の分析のページで和了点のグラフを示しましたが、ここではその累積グラフを示します。

横軸が点数、縦軸が累積確率で、5万点以上についてはダブル役満しかないために省略しています。

平均和了点はシミュレーションデータの概要のページで示した通り9,969点なのですが、10,000点までの累積確率がちょうど50%程度になっています。つまり平均値と中央値がおおよそ一致しているということです。

これに満貫クラスの手を加えた時点で、累積確率が80%を越えます。つまり、一人麻雀における和了の8割程度は満貫以下の手である、ということになります。逆に言えば、残りの2割弱はハネ満以上の手を上がっているということです。

 

順目ごとの和了点

次に和了順目ごとの和了点を調べてみました。

この図は、横軸が和了順目、縦軸がその順目での和了についての平均和了点です。予想に反して、和了順目と平均和了点の間には負の相関が見られました。

1順目の和了についてはグラフに出ていませんが、天和なので48,000点です。2順目の和了点が高い原因としては、ひとつはダブルリーチ、一発があります。もうひとつは他の順目にも共通することなのですが、順目が早くて手が安い場合には、リーチをかけずに手役を付けに行くため、という事情です。これについてはさらに詳しく検証してみる必要があります。

 


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