和了点の分析
和了点分布
ここでは53万局の全データのうち、和了した10万局に焦点をあてて、その和了点について調べます。
下の表は、全ての和了について、和了点ごとの回数、確率、累積確率を集計したものです。
和了点 |
回数 |
確率 |
累積 |
3000 |
8299 |
8.26% |
8.26% |
3900 |
10893 |
10.84% |
19.09% |
4800 |
7 |
0.01% |
19.10% |
6000 |
14006 |
13.93% |
33.03% |
7800 |
16928 |
16.84% |
49.87% |
9600 |
2309 |
2.30% |
52.16% |
11700 |
10481 |
10.43% |
62.59% |
12000 |
21152 |
21.04% |
83.63% |
18000 |
14193 |
14.12% |
97.75% |
24000 |
1938 |
1.93% |
99.67% |
36000 |
51 |
0.05% |
99.73% |
48000 |
212 |
0.21% |
99.94% |
96000 |
64 |
0.06% |
100.00% |
計 |
100533 |
100.00% |
|
最も和了が多かったのは12,000点で21,152回。点数は全て親として計算していますので、これは満貫ということになります。11,700点についても満貫と同じと考えると、全和了のうち35%以上が満貫相当の和了になっています。一人麻雀において期待値を最大化しようとした場合、満貫を狙うのが最も効率が良いということなのでしょう。
次に多かったのは7,800点。おそらく大半は平和の和了だと思われます。面前での手作りでは、やはり平和が基本となっているわけです。以降はハネ満、6,000点が続いています。
それから、48,000点というのはもちろん役満なのですが、役満の確率が三倍満よりも高いのが注目点です。赤やカン裏などのルールによってかなり違ってはきますが、一般的に三倍満は非常にレアな和了であると言えます。今回のシミュレーションでは、なんとダブル役満よりも上がりにくいという結果になっています。
ちなみに、最低点は3,000点になっています。これは聴牌した場合には必ずリーチをするようにしているためで、リーチ、ツモのみということです。
和了点分布グラフ
横軸を点数、縦軸を確率として描いたグラフを示します。

|