あらの(一人)麻雀研究所

向聴数別の和了率と和了点

和了確率

ここでは一人麻雀練習機でのシミュレーション結果のうち、配牌時の向聴数別の和了確率を示します。向聴数別の聴牌確率のページで聴牌・リーチ確率を、向聴数別のリーチ成功率のページでリーチの成功率を示しましたが、和了率はこれらを掛け合わせたものと大体同じになります。違いはダマで上がった分だけです。

では、向聴数ごとの和了率のグラフを見てみましょう。

横軸が向聴数、縦軸がその向聴数の配牌をもらったときの和了確率です。向聴数に対して単調減少という傾向は聴牌確率と同様ですが、聴牌確率がほぼ線形に減少していたのに比べ、こちらは非線形の動きを示しています。

配牌で聴牌していた場合、つまり0向聴の場合には50%以上の確率であがることが出来ています。その後は、一向聴で35%、二向聴で25%と下がっていき、六向聴の場合には10回に一回もあがることが出来ていません。これを見ると、やはり麻雀では配牌が大事、ということがよく分かります。

 

和了点数

次に各向聴数の配牌だった場合の平均和了点数のグラフを示します。

前述の通り、0向聴の場合にはダブルリーチの影響でやや高い点数になっていますが、その他についてはそれほどの差はありません。一向聴から五向聴については大体一万点前後、六向聴だけが9000点弱という結果です。この和了点数と和了確率を掛け合わせたものが、向聴数による期待値の違いで示した期待値となります。


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