あらの(一人)麻雀研究所

和了役の分析

和了役一覧

ここでは一人麻雀練習機でのシミュレーションにより得られたデータに対して、和了役の分析を行います。下の表は全和了に含まれる役の一覧表です。出現回数の多い順にソートしてあります。

回数 割合(全体) 割合(和了)
ツモ 100264 18.67% 99.73%
リーチ 100059 18.63% 99.53%
ドラ 56261 10.48% 55.96%
平和 38269 7.13% 38.07%
一発 19233 3.58% 19.13%
断ヤオ 18132 3.38% 18.04%
役牌 7580 1.41% 7.54%
一盃口 6772 1.26% 6.74%
七対子 6427 1.20% 6.39%
三色同順 3882 0.72% 3.86%
三暗刻 1649 0.31% 1.64%
一気通貫 1434 0.27% 1.43%
混一色 514 0.10% 0.51%
全帯 250 0.05% 0.25%
Wリーチ 205 0.04% 0.20%
四暗刻 135 0.03% 0.13%
国士 132 0.03% 0.13%
純全帯 106 0.02% 0.11%
清一色 98 0.02% 0.10%
二盃口 50 0.01% 0.05%
三色同刻 5 0.00% 0.01%
天和 2 0.00% 0.00%
混老頭 1 0.00% 0.00%

 

割合(全体)という列が全局数に対する割合、割合(和了)の方は全和了回数に対する割合となっています。

一人麻雀練習機ではロン上がりがないため、すべての和了はツモ上がりになります。しかしツモの割合を見ると99.73%となっています。これは何かというと役満の影響です。国士や四暗刻 などの役満をツモった場合には、ツモは役として数えないようにしています。

また、聴牌時は必ずリーチするので、リーチも100%になるはずですが、表を見ると99.53%になっています。これはダブルリーチと役満の影響です。

 

役の分析

さて、和了役の内訳を見ていきましょう。

リーチとツモを別にすれば、一番多く絡んできている役はドラです。和了全体のうちの実に56%でドラを含んだ和了となっています。やはり麻雀においては、いかにドラを上手く使うかが重要だという事です。

次に多いのは平和で38%。面前での手作りにおいては非常に大切だという事がよく分かります。

次が一発で19%。意外なことに和了の五回に一回くらいは一発で上がれるということです。

その次はタンヤオの18%、役牌の7%と続きます。一人麻雀練習機では鳴きがないわけですが、このふたつについてはそれでも上位に来ています。

その後は、一盃口、七対子、三色同順、三暗刻、一気通貫と続きます。

実戦ではよく狙う染め手に関しては、かなり下のほうになっています。チンイツに至っては、国士や四暗刻 よりも出現率が低いという結果です。これらの役を上がるためには、鳴きが重要な役割を果たしているということです。
 


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