あらの(一人)麻雀研究所

リーチ時の牌分布

集計結果

配牌時の牌分布のページでは、どの牌も均等な確率で配られることを確認しました。ここではその均等な分布が、リーチ時にはどうなっているのかを調べてみます。

下の図は、リーチをかけた357,282局について、その時点で持っていた牌の枚数を集計したものです。横軸はさきほどと同様に平均が1になるように正規化しています。
 

 

予想通り、数牌の方が字牌よりもかなり多く使われているという結果になりました。字牌が0.265から0.349であるのに対し、数牌は0.667から1.485の範囲になっています。

字牌の中では、中、發、白、東、南、西、北の順で多く使われています。これは、一人麻雀練習機のアルゴリズムにおいて、条件に特に差がない場合には、北、西、南、東、白、發、中の順番で捨てるようになっているためでしょう。

数牌に関しては、192837456の順で使用頻度が高くなっています。アルゴリズム的には192837465の順で捨てるようにしていますので、最後の5と6が反対です。これに関しては現在のところ原因不明です。

字牌と数牌の比率は、19で字牌の2倍程度、28で3倍、456に関しては4倍から5倍程度となりました。ちなみに、一人麻雀練習機ではポンがないため、字牌の有用性が四人麻雀の場合よりも低くなっていると思われます。


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