あらの(一人)麻雀研究所

お釣り

面倒なこと

麻雀を打っていると、色々と面倒なことがあります。

例えば国士チェックです。オーラスでダントツ、役満さえ振らなければ余裕でトップが獲れるという状況だとします。ラスの下家の捨て牌を見ると、中張牌ばかりが並んでいて、国士の気配が漂っています。

まあどうせヤケになって国士を狙っているだけでしょうから、ほかっておいてもどうという事はありません。きっと99%以上の確率で大丈夫でしょう。でも、万が一にも振りたくない状況ですので、一応チェックはしないといけません。それで、捨て牌と自分の手牌を見まわして、四枚見えているヤオチュウ牌を探すわけですが、これは結構面倒な作業です。

七対子の二向聴くらいのときも同じように面倒です。五枚ある対子候補について、それぞれ何枚見えているのか数えないといけません。また、他の人の手牌の中に入っていそうかどうかも、分からないながらも一応推測したりします。

もちろん、こういった特殊な状況でなくても、自分の手牌については何が入ったら何を切るとか、期待値は何点くらいかとか、常に考えないといけませんし、相手の捨て牌をチェックして、どの字牌が生牌かとか、チンイツを狙っていそうな人はいないかとかも気にしなければいけません。

ただ、こういった事というのは麻雀における本質的な面倒くささです。麻雀が強いとか上手いと言われる人というのは、こういう面倒なことを地道にこつこつとやっているのでしょう。麻雀というのは元々そういうゲームなので、面倒な事がいやな人は他の単純なギャンブルをやっておけばいいという話です。

点棒のやりとり

そういうわけで、麻雀の本質に関わる面倒くさい事というのは避けて通れないのですが、それ以外の面倒な事はなるべく避けたいものです。

例えば、サイコロを振ったり、配牌したり、ドラをめくったり、他の人がロンしたときにフリテンじゃないかチェックしたり、といった感じで色々と面倒な事はあるのですが、中でも一番面倒だと感じるのは点棒のやり取りです。

誰かがツモった場合、どんな手をあがったのか見て、本当にあがっているのか確かめて、それが何点なのか計算し、誰が親なのかを確認し、今何本場だったのかを見て、自分が払う点数を決めないといけません。もちろん、あがった人が点数を申告するので、その通りの点棒を出しておいてもいいのですが、その点棒を払うところも面倒です。

5,000点とか10,000点とか払いやすい点数だったらいいのですが、そういった払いやすい点数というのはまれで、2,600点だとか3,900点だとか、嫌がらせとしか思えないような点数になるのが普通です。

すると当然、ぴったりと払えるということは少なく、お釣りをもらう必要が出てくるので余計ややこしくなります。

お釣り

でもどうせなら、上手に支払ったりもらったりしたいものです。

例えば、8,600点を払う必要があるときに、5,000点棒とか500点棒を持っていなかったら、すっと14,100を出して5,500点のお釣りをもらいたいのものです。満貫を振っているのに何だかちょっと満足感が得られたりするかも知れません。

ということで、麻雀とは直接関係ないのですが、お釣りに関するサイトをオープンしました。サイト名はそのまま「お釣り」。興味のある人はのぞいて見て下さい。

「お釣り」 http://change.ara.black/

 


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