あらの(一人)麻雀研究所

麻雀対戦機 開発日記

2008年9月14日 牌譜再生・牌譜編集ソフト

コンピュータ麻雀対戦プラットフォームの構築に関して、以下のようなプログラムがあったらいいなぁという話を前の日記に書きました。

  1. 対戦機本体
  2. 分析ソフト
  3. 牌譜再生ソフト
  4. 牌譜編集ソフト
  5. 対人間用ソフト
  6. レポジトリ
  7. web対戦システム

ここでは、その中の三番目、四番目について書きます。

 

まず三番目の牌譜再生ソフトですが、これは麻雀対戦機によって出力された牌譜を入力とし、その再生を行うためのソフトです。対戦相手の手牌を開いた状態で一手一手再現することで、思考アルゴリズムがどのような麻雀を打っているのかを確認するというのが主な使い方になるでしょう。

また、任意の局面で思考ルーチンを呼び出すことが出来るようにしておけば、思考ルーチンの開発時にはとても便利そうです。

そうなると当然、自分の想定する局面を入力したい、という話にもなってきますので、局面編集の機能もあったらいいなあということになります。

さらには、同時に複数の思考ルーチンを呼び出して、その比較を行うなんていう使い方も出来ると、強いプログラムと自分のプログラムは、どんな局面のときに違う選択をしているのか?などということが簡単に見えて楽しいと思います。

 

次に、牌譜編集ソフト。

これは、麻雀対戦機によって出力された牌譜を編集するためのソフトです。出力が半荘ごとに書かれたテキストファイルであれば、単純につなげたり削除したりするだけのことかも知れませんが、バイナリ形式で牌譜を管理するとしたら必要になるでしょう。

また、複数のコンピュータで対戦を行った結果をまとめる機能があれば、大会を行うときには便利そうです。

これについては、分析ソフトや牌譜再生ソフトとくっつけて設計する方が、もしかしたらいいのかも知れません。

 

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