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何切る問題集 解説

問題


ドラ表示牌:

 

解説

正解は

 

平和の聴牌形から、両面待ちにするかシャンポン待ちにするかという問題。普通は何切る問題としては出題されることはないと思いますが、敢えて出してみました。

正解はもちろん両面待ちですが、ここでは両者の差がどのくらいかということを見るのが目的です。

一人麻雀練習機による期待値計算結果は以下の通り。

 

期待値 有効牌 和了確率 聴牌確率
  2078.82    2種 4牌   45.88 %   100.00 % 
  4161.33    2種 8牌   71.37 %   100.00 % 

 

 
 

待ち枚数は4枚と8枚でちょうど倍になっていますが、和了確率は倍にはなっていません。約1.55倍です。両面待ちの方が倍くらい上がりやすいと思っている人は認識を改めた方がいいでしょう。

和了点は、前者がリーチツモのみで3,000点。後者は平和がついて3,900点になります。これに一発の可能性と、裏ドラの可能性を加味して計算した結果が表の中の数字です。

親で一順目にこの手牌でリーチをかけると、平均してこれだけの収入が見込めるという事です。

和了確率は二倍ではないのですが、期待値の方はちょうど二倍くらいになることが分かります。

ただしここではダブルリーチは考慮していません。

 

が切れないなどといった状況でない限りは、両面待ちにするのが有利ということです。

 

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