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手牌読み

手牌読みは可能か

手牌読みとは、相手の捨て牌や場の状況を判断材料として、相手の手牌の中身を推測することです。

ここでは、

「普通の四人麻雀において、相手の手牌を読むことは可能か?」

という問題を考えます。

こんな事を書くと、何をバカなことを言ってるんだ、とか思う人もいるかも知れません。麻雀において相手の手牌を読むということは、牌効率や押し引きの判断と同じように、勝つための重要なテクニックのひとつだと思われている事が多いからです。

実際、

これこれこういった捨て牌のときにはタンヤオの可能性が高い、とか、

これが手出しで、その後にあれがツモ切られるということは、相手の手の中にはこれこれの牌が入っているはずだ、

とかいったことを解説している本やホームページがたくさんあります。

しかしここでの結論は、

「相手の手牌を読むことは基本的にはできない」

というものです。

 

相手の戦略

一番大きな理由は、相手の戦略がわからない事です。

同じ配牌で同じツモだったからといって、みんながみんな同じような捨て牌になるとは限りません。また同じ人であっても、毎回同じ手作りをする必要は全くないのです。すべての状況が同じであっても、最適な戦略は異なる可能性があるというのは、麻雀必勝法麻雀上達法のページで述べたとおりです。

相手が何を考えているのかが分からない以上、その行動をもとに相手の手牌を読むということは理論上不可能なのです。

例えば、ある人が12順目まで中張牌ばかり切っていて、13順目に初めて西を切ったとしましょう。普通に考えれば国士無双を疑うところですが、果たして本当に国士を狙っている可能性が高いと言えるでしょうか?

もしかしたら、配牌がばらばらだったので、あがることを諦めて最初から降りていたのかも知れません。つまり、振り込む可能性を最少にするため、序中盤で中張牌を処理しておいて、そろそろ相手が聴牌していると読んで安全牌を切ってきたという状況です。

あるいは、国士を狙っているふりをしているだけかも知れません。これを見た他家が、ヤオチュウ牌を切るのは危険と判断して自分の手を遅らせたのであれば、この戦略は成功と言えます。決してありえないやり方ではないでしょう。

また極端な話、真面目に勝つつもりがないという可能性もあります。

その人の価値観では、半荘で一着を取ることよりも、なるべくたくさん役満をあがる事の方が大事で、損得は度外視して少しでも可能性があれば国士を狙っているのかも知れません。

このように、相手の戦略を仮定しない事には、その相手の手牌を読むというのは明らかに不可能なのです。

もっとも通常のケースでは、全員がその半荘でなるべくいい成績を取ろうとしているという事は仮定できるでしょう。しかしながら、その仮定をおいたとしても、依然として手牌を推測することはかなり困難であると考えています。

 

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