あらの(一人)麻雀研究所

親と子二人がリーチしている場合

次に、親と子二人がリーチしている場合です。つまり自分以外の三人がリーチしているということです。この場合の期待値のグラフは以下のようになります。

 

 

この状態から子1がリーチをした場合、つまり全員リーチの場合の期待値が次のグラフです。

 

 

親だけが500点程度のプラス。子は一律150点程度のマイナスです。全員がリーチした場合には親が有利というのは、ある意味当り前の結果と言えます。子1のリーチの前後で差分をとると下のグラフのようになります。

 

 

これまでの結果と同様に、リーチ者の期待値が増え、先行してリーチをかけていた人の期待値が下がるという結果が出ました。このケースでは傍観者はいないため、三人の期待値が減少しています。ただし、その下落幅は比較的小さく、それに比例してリーチ者の期待値上昇幅も小さいものとなっています。

他の三人がリーチをかけているときに、その中に入っていってもあまりいいことはないということです。ただし、リーチをせずにベタオリしている状態よりはマシです。また、実際には四人リーチで流局というルールも多いでしょう。

 

一つ上に戻る


Copyright 2006-2019  あらの(一人)麻雀研究所

All rights reserved.   あら ( ara999 あっと gmail.com )