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七対子の向聴数

七対子ではその名前の通り、7つの対子を集めることが和了の条件になります。したがって向聴数を求めるためには、対子の数を数える事が基本になります。

例として下の手牌を考えましょう。

見ての通り、対子の数は5つで、向聴数は1向聴です。

つまりチートイツの場合には、対子の数を数えて、それを6から引けば向聴数になります。例えば対子が6つあれば聴牌(0向聴)、7つあれば和了(−1向聴)です。

チートイツの向聴数 = 6 − 対子の数

ただし気を付ける必要があるのは次のようなケース。

六筒が暗刻になっていますが、これも対子として数えてやる必要があります。さらに気を付けるべきなのは次のような場合。

これは対子の数が6つなので、上の公式によると聴牌になってしまいますが、実際には1向聴です。このように牌の種類が足らない場合には、7から牌の種類を引いたものを向聴数に足してやる必要があります。

例えばこの手牌だと、対子の数が4つで、牌の種類が4種類なので、

向聴数=6−4+(7−4)=5

となります。もちろん、この手は四暗刻の二向聴ですが、ここでは七対子への向聴数のみを考えています。

なお、チートイツに対する向聴数の最大値は6になります。全くバラバラであっても、6枚重なれば聴牌するという事です。

 

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